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オピュームのあれこれ床編

みなさま、いかがお過ごしですか?こんにちは。ソムリエ石垣です。

こんなにのんびりとした師走の12月。未だかつて経験した事ありませんが、今はまだ少し我慢の時期ですので、オピュームもあり余った時間を活用して、あれや、これやと作業をしながら師走を過ごしております。

折角、時間がある訳なので、オピュームのあれこれを記していきたいと思います。ステイホーム中、お暇な時にでもご覧になって下さい

 

オピュームの床材は『チーク材』を使用しています。水に強く、耐久性に優れ、船の甲板にも使用される木材です。ここには、西本オーナーのとてつもない拘りが詰まっておりまして、、、そんなお話を今日は少し。

 

旧店舗でも、もちろん床材はチーク材でしたので、現在の新店舗でも張り切ってチーク材を使用しようと思っていたオーナー。

そう、8年前新店舗の打ち合わせは、、工務店様の苦労の連続でした、、、

 

工務店様『床はワックス仕上げをしたフローリングで、』

 

と話しかけたその時。

西本オーナー『床はチーク材がいいんです。色も、店内の様子を見ながら決めたいので、色を付けてない無垢の状態で敷いてから、色を付けてワックス仕上げをしたいんです。それで、かくかくしかじか・・』

 

と、、、床の話が永遠続きます。。

西本オーナー『チークは時間とともに、色も変色し、深みのある良い色になりますし、ワックスを塗り込んでいくと、艶が出てきて、いい床になるんですわ!』

 

工務店様『いや、、ふつうは色まで仕上げてワックスのコーティングをした床を張るんで、そうさせて頂けたたら。。』

と、工務店様も食い下がります(笑

 

西本『床がじっくり育てたいんですわ!』

工務店『いや、社長、でもね。』

西本『ワックスかけた状態だと、剥がれてきた時、汚く見えるでしょ。色も現場で見ないと雰囲気わかりませんし!』

工務店様『いや、社長、しかしね。。。』

 

私(心の声)『でた!とことんまで拘る性格、、工務店さん困ってるやん。スミマセン、、』

 

もう、こうなったら、西本オーナー。一歩も引きません!

 

そうして、オピュームの床は、色が塗られていないチーク材が敷きつめられ、現場で色合わせをし、スタッフで塗ってはふき取り、塗ってはふき取り、色を重ねて、乾かした後、ワックスで仕上げていきました(苦笑 お蔭で、、私ののどはシンナーにやられ、オープン初日、、声がかすれるという状態に(トホホでございます)

 

今日は、今年最後のワックスがけ。2012年から8年育てた甲斐あってか、いい艶と、色合いと、傷跡が合いまった床に育っております。

傷も歴史の一つ。お客様の思い出が詰まった傷。歴代のスタッフ達が付けた傷。

 

西本オーナー曰く。傷が醸し出す雰囲気で趣が出て、オピュームを育ててくれているんだそうですよ。

 

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